Casio America, Inc, in conjunction with Casio Computer, Japan

Casio America, Inc, in conjunction with Casio Computer, Japan, Announced the Release of Newest Digital Camera (Sept.16, 2008):Casioの多分野シェア拡大
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 電卓・電波時計や電子辞書で高シェアを占めてきたCasioが、デジタルカメラやケータイ分野に新製品と新販路の拡大を活発化していることが注目される。海外比率が約半ばに及び、国内ではケータイ向け製品のソフトバンクW-CDMA方式への対応、 グローバルには「40枚・秒の超高速連写ができるHIGH SPEED EXLIM(最大1000rpsのHigh Speed Movieも搭載)新製品を発売した(Sept.192008)。
 野村証券東洋経済会社四季報によれば、「Casioはメキシコに販売拠点を設立、国内では電卓・電子辞書を学校ほか教育機関向けに拡販して市場拡大を図る。」

 Casioの特許発明も極めて活発で、特許公開件数2万0752件{Sept.22, 2008現在}にたするが、昨月および今月(Aug.1~Sept.22)の特許公開のみでも150件に及び、「カメラ装置、カメラ装置制御プログラムおよびカメラ装置制御方法」、「通信制御装置および通信制御プログラム」、「半導体装置およびその製造方法」、「光電変換装置」、「表示装置およびその製造方法」、「燃料電池セルおよび電子機器」、「サーバベース・コンピューティング・システムのクライアント装置およびクライアント制御プログラム」、「負荷分散システム、接続先決定装置、クライアント装置、および、サービス提供装置」など分野拡大の意欲がうかがえる。

 Casioは既に本年3月、EXILIM PRO EX-F1を発売し、60枚/秒の超高速連写の実現と、最大1200fpsのHigh Speed Movie搭載により、決定的瞬間や、眼に見えない動きを撮影できる全く新しいジャンルのデジタルカメラとして提供しており、今次EX-FH20の新製品発売は、次の新たな特徴を備えて、一層幅広いユーザーと用途に適応し、グローバル市場に展開するものと考えられる。

(1)  広角26ミリ相当からの光学20倍ズーム可能、有効画素数910万
(2)  7メガピクセル(画像サイズ3072*2304)で最大40枚/秒の連写可能
(3)  最大1000fpsの動画撮影が可能な、速度切替モード搭載
(4)  高総連写した複数画像の自動合成による手ぶれ補正
(5)  最適夜景撮影
(6)  High Vision 画質HDムービー
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Digital Camera、Casio、カメラ、ソフトバンク、メキシコ