New Year’s Exhibition of Shodo

New Year’s Exhibition of Shodo 書道の日中米融和
弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com Google検索SANARI PATENT
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1. 新春の書道展
1-1 年始の1月4日から、仙場右羊書展が鎌倉で開催される。同先生は書道歴65年、今年は85歳と承るが、日本総合書芸院会長、全日本書道連盟評議員毎日書道会参与会員等々、書道界の要職のみならず、鎌倉の日中友好協会会長をも務めておられる。
1-2 仙場右羊先生の漢字源泉に対する造詣は甲骨文字に遡って深く、楷隷書体という独自の書風を創始されたが、今回は、「鳥の子」という和紙を用いた大作が中心で、内閣知財戦略本部の用語を用いれば、「コンテンツの創出」、「日中文化融合」の範例であろう。

2. わが国コンテンツの海外発信における書道
2-1 平成20年度内閣知財計画においても、わが国文化コンテンツの対世界発信が、ソフトウエア力増強の戦略として強調されると予想されるが、書道については、どのような対処が適切か。
2-2 書道ジャ−ナル研究所(Shodo Journal Research Institute)は、第8回アメリカ巡回・日本現代書道展の模様を報じているが、ミシガン大学で開催され(2007-11~12)、洋風な陳列方式と、書という和が見事に調和された展示となったようである。

3. SANARI PATENT所見
書道単独でなく、日本料理や茶道の紹介舞台における総合的ジャパンコンテンツの要素として、書が床の間に在るアレンジが適切と考える。しかし中国は別で、達筆には日中の別なく敬意と親愛を示すので、日中友好と交流緊密化に最適な、共通のソフトパワ−であるが、中国東北辺所見のハルピンで、路上書道の日中親睦がNHKTVで放映され、第2次世界大戦中、日本関東軍の在り方も忘却されたごとく、感慨深かった。
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Shodo Journal Research Institute、書道、文化コンテンツミシガン大学、ハルピン