SANARI PATENT Anritsu’s Signal Quality Analyzer

Anritsu’s Signal Quality Analyzer, Optical Fiber Network Master, Signal Analyzer アンリツ事業報告の、次世代ネットワ−クに向けた新製品
弁理士　佐成　重範 sanaripat@nifty.com Web検索SANARI PATENT

　アンリツの今次中間報告に紹介された新製品の機能は、次世代ネットワ−ク構築における必須技術を示していると考える。なお、
関連記事http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog/　2007-12-7 電気興業

１． アンリツの「シグナルクォリティアナライザMP1800A」
次世代ネットワ−クを支える超高速伝送用デバイスを開発・製造するときに、入力側と出力側のてすと信号の差（誤り率）を多面的に測定し、その性能や信頼性を評価する計測器である。

２． アンリツの「ネットワ−クマスタMT9090A」
各家庭に引かれる光ファイバの障害発生箇所を簡単に探索できる保守用計測器である。持ち運び容易な小型軽量化、スタ−トボタン押下だけの簡易操作を実現した。

３． アンリツの「シグナルアナライザMS2690A」
無線を基盤とするアプリケ−ションが家電や自動車に広がり、信号解析を必要とする場が急速に広汎化している。この新製品アナライザは、汎用性と拡張性に優れ、次世代ケ―タイその他の研究開発に最適である。

４． SANARI PATENT所見
4-1 アンリツは上記新製品について、「第３．５世代および次世代の移動通信サ−ビス向けに機能強化したワイヤレス通信用計測器や汎用の信号解析用計測器などの新しいソリュ−ションを市場に投入した」と述べている。
4-2 また、アンリツの中国進出２０周年について、「アンリツは、世界の工場とも言われる中国で、130名を超えるスタフにより、ケ―タイ端末、光通信網などに関連する諸分野でシェアを高めている」旨を述べている。
4-3 アンリツの最近の特許公開事例（SANARI PATENT要約）
4-3-1 信号解析装置（特許公開日2007-11-29）
高速かつ狭帯域な信号に対する解析処理を低速な内部処理で行う。
4-3-2 基板バックアップ装置、その装置を備えた印刷ハンダ検査装置および方法（特許公開日2007-11-29）
基板の反り量に応じて押し込み量が制御されるバックアップピンで支持することにより、基板の姿勢を一律に保持する。
4-3-3 物品検査装置（特許公開日2007-11-29）
物品検査装置と情報処理装置の間で、信号ケ−ブルによる情報授受の代わりに、光信号により情報授受することによって、物品検査装置などの設置の自由度を向上させ、設置および維持管理コストを低減する。
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