Innovation Project for Cool Earth Energy

Innovation Project for Cool Earth Energy：経済産業省が「Cool Earth エネルギ−革新技術計画（平成20年３月）を策定
弁理士　佐成　重範 sanaripat@nifty.com　 Google検索SANARI PATENT
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1. 今次エネルギ−技術革新計画の内容〔SANARI PATENT要約〕
1-1 エネルギ−分野において世界トップ水準の技術を有するわが国は、世界をリ−ドできる技術分野に研究開発資源を重点化し、技術開発を加速・推進することにより、わが国の競争力を維持・強化しつつ、国際的連携を推進し、温室効果ガスの削減に貢献すべきである。
1-2 今次計画では、2050年の世界における二酸化炭素削減に寄与するため、既存技術の延長線上にない、革新的技術を対象とする。すなわち、
1-2-1 大幅削減の2050年実現に寄与できる技術
1-2-1-1 技術の普及に要する時間を考慮し、2030年までには実用化が期待される技術
1-2-1-2 普及に要する時間が短い技術については、、2030年以降に実用化が期待されるものも対象とする。
1-2-2 以下のいずれかの方法を通じて、飛躍的な性能の向上、低コスト化、普及の拡大等が期待できる革新的技術
1-2-2-1 新原理の活用、既存材料の新活用を含めた材料の革新（新構造・新材料太陽電池、燃料電池の白金代替触媒等）
1-2-2-2 製造プロセスの革新（水素を還元材とする革新的製鉄プロセス等）
1-2-2-3 要素技術が確立した技術の、システムとしての実証（二酸化炭素回収・貯留等）
1-2-3　日本が世界をリ−ドできる技術（要素技術について強みを要する技術を含む）
1-3　上記に基づき２１の技術を選定した。
1-3-1　発電・送電部門
1-3-1-1　高効率天然ガス火力発電
1-3-1-2　高効率石炭火力発電
1-3-1-3　革新的太陽光発電
1-3-1-4　先進的原子力発電
1-3-1-5　超電導高効率送電
1-3-2　運輸部門
1-3-2-1　高速道路交通システム
1-3-2-2　燃料電池自動車
1-3-2-3　プラグインハイブリッド自動車・電気自動車
1-3-2-4　バイオマスからの輸送用代替燃料製造
1-3-3　産業部門
1-3-3-1　革新的材料・製造・加工技術
1-3-3-2　革新的製鉄プロセス
1-3-4　民生部門
1-3-4-1　省エネ住宅・ビル
1-3-4-2　次世代高効率照明
1-3-4-3　定置用燃料電池
1-3-4-4　高効率ヒ−トポンプ
1-3-4-5　省エネ型情報機器・システム
1-3-4-6 HEMS(House Energy Management System)、BEMS(Building Energy　Management System)、地域EMS(Energy Management System)
1-3-5　部門横断的技術
1-3-5-1　高性能電力貯蔵
1-3-5-2　パワ−エレクトロニクス(SANARI PATENT 注：半導体等の活用による電力の交直流変換等の変換技術)
1-3-5-3　水素の製造・輸送・貯蔵

２．SANARI PATENT所見
上記２１技術の選定に加えて、非「容易想到性」の着想が知財開発され、計画期間内に実用に至ることが、知財戦略の目標である。
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HEMS、BEMS、EMS、パワ−エレクトロニクス、経済産業省