SANARI PATENT Fashion and Function of Eyeglass

Fashion and Function of Eyeglass, Paris MIKI 日本の眼鏡ファッションと精密技術の世界発信、三城は東南アジア売上二桁増、欧州拠点としてパリ・ミキ
弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com Google検索SANARI PATENT
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1. 眼鏡は特許とデザインの集積製品
1-1 三城(ミキ)一社について見ても、特許公開数の事例として、「一眼眼鏡(特許公開日2007-03-15)」、「ネジ緩み防止構造」、「眼鏡鼻当て選択システム」    など、累積している。
1-2 世界人口60億人のうちの眼鏡人口は、コンタクトレンズの視認ができないので確認できないが、身体・生活密着度において最高のファッションおよび機能製品であり、従って、特許とデザインの集積物でもある。
1-3 わが国知財戦略は、特許・デザイン・ファッションの世界市場シェアを目指してその対外発信を強調するが、眼鏡への着眼は眼元不足の感がある。

2. 三城(MIKI)の今次上半期事業報告{SANARI PATENT要約}について
2-1 先ず、三城(東証1部)の特色を野村證券東洋経済会社四季報は、「眼鏡専門店首位、海外展開、パソコンを使った眼鏡選びに特色、出店旺盛な中国寄与で業績上乗せ、アジアでの拡大継続」と述べている。
2-2 三城の今次報告にも、「海外事業においては、世界が注目するアジア、特に中国法人の既存店の成長および出店地域の拡大を含む新店の寄与があり、シンガポ−ル、マレ−シア、タイなど東南アジア法人の好調もあり、海外子会社の売上高二桁増になった。」
2-3 「しかし、アジアの市場はまだまだ未知数であり、世界1位の企業がM&Aしている。そのような環境のもとで、他にない競争力ある体質と、新しい需要価値創造のために、生産・設備・エネルギ−の総合生産性を高め、世界に意義ある会社を目指す。」
2-4 「今年、海外出店35年目で、パリにパリミキのサンジェルマン店をオ−プンした。パリの新しいファッション中心地で、新世代の富裕層の人気も集めている。」

3. SANARI PATENT所見
3-1 わが国では新潟の鯖江が眼鏡フレ−ム産地として特に著名で、関連特許開発も多い。眼鏡レンズと同様、眼鏡フレ−ムも高度精密工業品である。
3-2 眼鏡フレ−ムの構成要素として、
3-2-1 構造により、つる付き、一山、柄付、鼻、片
3-2-2 リム経常により、フル、縁無し、ナイロ−ル、逆ナイロ−ル
3-2-3 テンプルの形状により、半掛け、縄手、長手
3-2-4 素材により、メタル、セル、金、チタン、銀、鼈甲
3-2-5 レンズの形状により、丸目、オ−バル、ボストン、ウェリントン、フォックス、カニオクタゴン,ナス
 などがあり、デザインと特許の知財開発が共に活発である。
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