インターネットローン

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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シンキ(東証1部)の上半期報告が届いた。インターネットローンで著名だが、野村証券東洋経済会社四季報は、「新生銀行の子会社:一定期間無担保の消費者向け「ノーローン」が主力商品:ビジネスローンも展開」と紹介している。

今次報告の冒頭に、「上半期報告では、ケータイを含むインターネット契約が大きく伸びてきていることをご紹介し、シンキが優良な顧客の開拓を着実に進めていることをご理解いただきたい」(SANARI PATENT要約)と述べている。特に7~9月期のインターネット申込件数が18501件に達し、インターネット承認率も19.4%に上昇を示している。申込チャンネルとしては自動契約機が半ばで、電話・郵送は著減してインターネットが4割近い模様である。

株主構成で新生銀行67.8%のほか、野村信託銀行が38%と概算され、基盤の安定を思わせる。新規顧客層が大幅に増加し、教育資金などのニーズに応じている。

一方、「Cashing Brand NOLOAN」を掲げるシンキのサイトには、「最近、弊社から債権を買い取ったなどと偽る架空請求詐欺が発生」と先ず警告しているが、時節柄、最も必要な健全融資のシステムを護りたい。
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