Brisk Internet Activities for Political Power

Brisk Internet Activities for Political Power Both in Japan and USA: 小沢一郎民主党党首の「小沢一郎チャンネル・ニコニコ動画」開設とオバマブログ
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/ 29 Sept 2008 「NTTドコモの海外展開」

 内閣IT推進本部や内閣知財戦略本部を設けているのに、政治活動におけるインターネットなどITの活用は、政治活動に関する規制のためか、わが国では活発でない。米国大統領選挙戦において、オバマ候補がグログその他の多様なインターネット機能の活用に先駆け、クリントン候補が追随の形となったことなど、米国での政治活動インターネット利用の活発さに比べると、わが国では、「規制緩和」を言いながら政治活動についてインターネット利用が規制されているのかと疑われた。

 ITpro(26 Sept 2008)で日経パソコンの佐藤 新氏が「民主党小沢代表がニコニコ動画に公式コーナー開設」と題して次のように報道(SANARI PATENT要約)したことは大きな関心を呼びつつあると思われる。

(1)  代表就任時の所信表明や民主党のCMのほか、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長のコメントも掲載している。
(2)  次期衆議院選挙運動期間中もドワンゴニコニコ動画の運営会社)は、同コーナを開設し続ける予定である。
(3)  またドワンゴは、「dwango.jp」の各サイトで、ケータイ向けに小沢一郎氏の着信ボイスや待ち受け画像コンテンツを無料提供する。

そこでこの「小沢一郎チャンネル」を開くと、ニコニコ動画小沢一郎独占インタビューにおける小沢氏への質疑応答の動画を視聴できるが、国会論争、TV出演、街頭演説では視聴できない、くつろいだ応答ぶりが視聴でき、少なくともその人柄と明瞭な発音と実行手順に親近感を増す人が多いと思われる。ファンであれば、好きな箇所を繰り返し視聴できるわけである。

 なお、民主党のモバイルサイト視聴へのリンクも、非常に充実している。

翻って米国の大統領選挙戦におけるインターネットの活用、特にFacebookとBlogの利用は、米国民主党大会の実況報道等においてつぶさに視聴できた。(SANARI PATENT注: Facebookは、「世界中の友達や家族・同僚や同級生をつなぐコミュニティです」と謳い、「写真アップロードの多数、動画やリンクの共有を通じて、人々の交流を深めることができる」)。

 更に翻って例えばニフティのブログ、ココログを政治経済国際で検索すると、27Sept 2008にはK元総理の令息を過小評価したブログが見られる程度で、政治経済国際的次元の高いものが見られない。内閣のIT本部の所見を聴きたいとSANARI PATENTは考える。

 なお、オアバマ、マケイン両候補とも、知的財産に言及しているが、本項目の主題ではないので、別途考察する。
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