Finance by Leasing Co. リ−ス会社金融

Finance by Leasing Co. リ−ス会社金融:複合金融サ−ビス会社・興銀リ−スの金融分野
弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT
ご参考 http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog/ リ−ス業界3/1記事

1. 興銀リ−スの金融分野
1-1 同社社長の説明(SANARI PATENT要約)
1-1-1 企業等のニ―ズの多様化に対応し、金融分野への取組を積極化している。
1-1-1-1 得意分野の船舶ファイナンスに加え、不動産ファイナンスにも注力している。
1-1-1-2 企業等のニ―ズを深耕し、事業金融、債権買収、つなぎ融資などにも対応している。
1-1-2 金融業界全体の環境としては、関連制度改正が、複合金融サ−ビス会社としての興銀リ−スにとってビジネスチャンスと考えられる。
1-1-2-1 銀行については、新BIS規制(自己資本規制)が導入された。
1-1-2-2 個人向けノンバンクについては、改正貸金業法が施行された。
1-2 SANARI PATENT所見
   複合金融サ−ビスというビジネスモデルが知財専門家にとっては関心の的であるが、「モデル」という一般的適用が可能な内容ではなくて、個別企業の経歴・経験・業績の特異性・差別性に立脚して、特定の複合金融サ−ビス会社の利点が、金融分野においても発揮されると、SANARI PATENTは理解する。

2. 東洋経済誌上で見た複合金融
2-1 東洋経済誌(2007-7-28)には次のような記述がある。〔SANARI PATENT要約〕
  「金融業界は規制緩和によって銀行、証券、保険など各業態間の垣根が低くなり、それぞれの活躍できる分野が益々拡大している。それに伴って競争も熾烈を極める。(SANARI PATENT 注:ここには規制の「緩和」の面のみが強調されているが、「銀行、証券、保険」と「複合金融」との本質的相違は、前者の資金源が主として一般国民の預金等であり、従って、自己資本比率などに関する規制も本質的に建前を異にすることに着眼を要する)。」
  「上記の競争環境のもとで、他とは一線を画し独自の強みを活かしながら存在感をしめしつつある企業がある。興銀リ−スだ。「銀行、証券、保険」にもないリ−スならではの強み、「モノ」の価値を知る専門家集団として革新的な商品、新しいスキ−ムを用いたファイナンスを次々と生み出している。」
2-2 知的財産の分野においても、グロ−バルな経済環境の急変容に即応して、コンテンツを含む知財の創成と活用に、複合ファイナンスの独自なスキ−ムを構築する必要がある。
(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)
Finance、 Leasing Co.、興銀リ−ス、東洋経済自己資本比率