Business Model Innovation

Business Model Innovation of Electric Railroad Companies 関西電鉄業界のビジネスモデル。イノベ−ション
弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com Google検索SANARI PATENT
関連記事http://sanaripatent.blogspot.com/ 2007-12-18 新市場・新ビジネスモデル

1. 関西電鉄と関東電鉄
1-1  SANARI PATENTが所在する東京・新宿の新宿駅地区の地下超大規模開発は、丑三つ時の一般熟睡時間帯工事によって、全部竣工まで7年を費やして継続する。小田急・京王・西武・メトロ・都営地下鉄とJR各線が連携し、巨大な空間に先端的ハ−ドとICTネットが構築され、人流・物流・情報流の総合中枢機能を収容する。
1-2  ここには、SANARI PATENTが先日受信した阪神・阪急中間事業報告によって、関西ではどうか、考察する。

2. 阪神・阪急今次報告(SANARI PATENT要約)
2-1  阪神阪急電鉄阪神交通、阪神ホテルの各コア事業の競争力を強化し、グル−プの総合力を発揮して、営業収益、営業利益、経常利益、純利益とも伸長した。
2-2  本年10月に阪神・阪急両百貨店が経営統合し、その持株会社エイチ・ツ−・オ−・リテイリングが誕生した。同社は阪神・阪急の持分法適用関連会社になり、資本関係が強化されたので、今後、電鉄・百貨店連携を更に強化し梅田エリア中心の利便性を高度化する。
2-3  その第一弾として、新しい情報発信サイト「うめだポ−タル」サイトを本年10月に開設し、阪神阪急東宝グル−プのショッピングセンタ−、ホテル、旅行代理、ライブハウス、映画館などを包括する。
2-4  阪神・阪急両百貨店の全店舗で、STACIAカ−ド・クレジット決済した顧客に、年末年始3カ月間、ポイントを倍増する。
2-5  阪神甲子園球場のリニュ−アルを本年10月に着工し、企業価値を向上する。また、阪急西宮ガ−デンズ建設に着工、梅田阪急ビル建替えも開始した。
2-6  「HANA PLUSカ−ド・CoCoNetカ−ドの特典」を作り、「電鉄バス共通カ−ド」を発売した。
2-7  不動産の分譲と管理受託業務を拡充した。
2-8  エンタメで、阪神タイガ−ス、宝塚エリザベ−ト、梅田エリザベ−トなどによって増収増益した。
2-9  旅行(パナマ運河など)、国際運輸、ホテル(レム日比谷2007−11-7オ−プン、秋葉原駅直結レム秋葉原2008-4オ−プンなど)、ハピ−リタイアメントプラン、ブックファ−ストなどを展開している。

3. SANARI PATENT所見
   電鉄事業の総合事業構築が一層進捗し、環境の変革と相俟って、質的に革新・高度化すると考える。
(この記事の修正ご要求は、sanaripat@nifty.comに送信下さい)
阪神、阪急、電鉄、甲子園、宝塚、カ−ド